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沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

沖縄県に伝わる民謡・童謡・わらべうたの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。

故郷のこころを歌い継ぐ、伝統のプレイリストです。

沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

赤田首里殿内夏川りみ

「赤田首里殿内」は「シーヤープー」とも言われ、子どもをあやすときなどに手遊び歌としても歌われています。

この歌は、映画「ホテルハイビスカス」で登川誠仁が木の上で三線を引きながら歌う場面が有名です。

首里城の下町である赤田地区において、弥勒信仰の祭礼において唄われていたものの一つといわれていて、沖縄都市モノレールの首里駅の発車メロディーです。

ハイサイおじさん喜納昌吉

喜納昌吉のデビュー曲で、喜納が高校生の時に創作されました。

歌詞は「少年(喜納)」と近所に住む「おじさん」のやりとりを歌っているものです。

沖縄民謡のリズムや音階をベースにした非常に明るく踊りやすい楽曲であり、いわゆるウチナーポップの先駆者的な楽曲です。

うわき節喜納昌吉 & 喜納哲子

夫の浮気にあきれた妻との掛け合いの歌です。

理不尽な夫の言い訳が、リズミカルな曲調も助け、コミカルになっています。

当時の、沖縄の男のバカさ加減が浮き彫りになった歌ですが、沖縄の男性の多くには「ウチアタイ」(心当たり)がある内容になっています。

谷茶前節ティンクティンク

沖縄県恩納村にある谷茶地域で歌われた歌です。

谷茶前の浜にスルル(きびなご)が押し寄せてきたぞ!

いや、あれは大和ミズンだぞ!

という滑稽なやりとりからはじまり、男達が獲って、女達が売り歩くといった様子を描写し、売った後の娘達の魚の匂いが漂う様子までもが伝わります。

沖縄都市モノレールの那覇空港駅の発車メロディーです。

安里屋ユンタネーネーズ

石垣島の竹富町の歌で全国的に有名な歌です。

ユイ(結)ウタ(歌)がユンタになったといわれ、人の結で行われていた田植時に歌われていた歌と結び付き安里屋ユンタとなったと考えられています。

内容は、竹富島の美女と王府より八重山に派遣された役人とのやり取りをおもしろおかしく描いています。

沖縄都市モノレールの安里駅の発車メロディーです。

嘉手久~唐船ドーイりんけんバンド

カチャーシーの代表曲です。

旧盆に踊るエイサーや宴会、民謡酒場などで必ずといっていいほど演奏されます。

昔の若い男女の娯楽、毛遊びで早弾きで弾かれて楽しまれています。

沖縄都市モノレールの壷川駅の発車メロディーです。

二見情話玉城一美、山内たけし

沖縄戦で沖縄北部に避難していた照屋朝敏氏がお世話になった二見の自然と人情を讃えて作ったとされ、ウチナー民謡ではめずらしいヤマト調の曲調です。

名護市二見の二見公民館に歌碑が建立され、民謡酒場で男女の掛け合いを楽しむ定番の歌としても有名です。

国頭ジントウヨー嘉手苅林昌

自然豊かなヤンバルを舞台にした男女の掛け合いの歌です。

当時の国頭は、山の中にあり生活が困難だったのでしょう。

どんな過酷な環境でも、どんな貧しい生活でも、みんなで協力し合い、心の持ち方や身なりを大切にしていこうというメッセージが込められています。

西武門節知名定男 & 宮里康子

西武門とは、遊郭があった辻地域の入り口のところをさします。

辻地域では、売春や社交の場として、当時は、人身売買も行われていて、貧しい地方の子どもも売られてきました。

彼女たちは「じゅり」と呼ばれ、歌三線の芸を積み、新しい歌や三線の技術も高められました。

西武門節は首里の役人と遊女の歌です。

ヒヤミカチ節登川誠仁

「ひやみかち」とは、「えい、気合を入れるぞ」という意味があり、沖縄戦で荒廃した沖縄と人々の心を奮い立たせたいという思いが詰まった歌です。

今では沖縄民謡の早弾きの歌の代表曲となっていますが、もとはゆっくりした曲でした。

民謡ブームの中でどんどん早くなっていったようです。

歌っても楽しい、聴いても楽しいということで、三線を練習し始めた人たちがあこがれる曲の一つです。

祝い節乙女椿

詠み人知らずの歌です。

古典曲には出てこないことから、そんなに古い曲ではないと思われます。

祝い節は、八重山民謡の「舟越節」(ふなくやぶし)という曲にメロディーが似ています。

しかし、内容は、人々の思い、恨み、悲しみを率直に歌った曲で真逆です。

もしかすると、めでたい!

祝いの歌!

といいながらも、実は苦しいこの世(代)に、いい世の中になってほしいと願う民衆の思いが込められた歌なのかもしれません。

汗水節大城美佐子

とてもリズミカルな曲調もあり、多くの人に愛され、教訓歌として今も歌い継がれています。

貧しい時代背景をあらわしており、働くことのすばらしさ、子どもに教育をうけさせることの意義、人々のために働くことの意義が、込められています。

女工節我如古より子

太平洋戦争に突入する直前の大不況真っ只中の時代に生まれた歌です。

当時、阪神地方を中心に、沖縄の食糧難を逃れて本土に多くの若い労働力が流れました。

特に、女性は安い労働力として使われました。

その女性たちの、沖縄を離れ、内地での辛い生活を歌った、悲しい歌です。

加那ヨー節照喜名朝一

かな=愛する人、ということで、かなーよーとは、愛する人よ!

という意味の言葉です。

男女が交互に歌う場合もあります。

沖縄では頻繁に琉球舞踊に使われていて、昔は「かなよー」といえば毛遊びの曲で、この曲をみんなで歌いながらカチャーシーで若い男女が踊っていました。

なりやまあやぐ與那城美和

宮古島を代表する民謡で、妻が旅に出る夫にあたえる「教訓歌」ですが、おおらかな内容であることから、宮古の人のおおらかさを表しているとされていて、宮古の人のみならず、多くのファンがいます。

発祥地は「城辺町の砂川、友利方面で、そこで代々歌い継がれてきました。

かなさんどー前川守賢

「かなさんどー」とは「愛しいぞ」という意味。

「愛しているよ」という意味でも使われます。

「忘んなよーやー忘んなよー 我ね思とんどかなさんどー」のサビの歌詞からは、永遠の愛へつながる温かさが感じられます。

いつも明るい前川さん。

沖縄では「元ちゃん」というニックネームで親しまれ、沖縄県民に愛された元ちゃんらしい曲です。

芭蕉布太田るみ & 伊波勇

沖縄民謡ではめずらしい、主に日本語の歌詞で歌われている歌です。

「わしたしま うちなー」は「私の島 沖縄」の意味。

タイトルの芭蕉布は、主に沖縄の庶民の服に用いられていました。

全体に沖縄の雰囲気がにじむように作られています。

沖縄都市モノレールの儀保駅の発車メロディーです。

肝がなさ節よへんあいこ

直訳すると、「心を愛する」という意味となりますが、「心から愛する」という意味もあるでしょう。

歌詞の内容から「真心の愛」にも捉えられます。

若い時には肌の温もりを求める愛をもとめ、年を重ねるほどに真心の愛になっていくという内容の歌詞は、非常に深いです。

ちんぬくじゅうしいFour Sisters

沖縄都市モノレールの見栄橋駅で流れてくる、沖縄の少し昔の懐かしい家庭の風景がテーマの歌です。

沖縄夕暮れの様子が目に浮かびます。

家族の関係が希薄になっている今、この曲と歌詞に込められた人の情けは、私たちに感動を与えてくれます。

いちゅび小節ういずあす

読谷村の歌です。

イチゴをテーマに、恋に焦がれた女性がイチゴを取りにいく名目で男性に会いに行くストーリーです。

恋に夢中な女性の心情を歌う、切なくもかわいらしい歌。

沖縄都市モノレールの牧志駅の発車メロディーです。

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