『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし
日本のお祭りにはかかせない祭りばやし。
和太鼓や笛、すりがねなど、日本人ならどこかで必ず耳にしたことがある和楽器の音で奏でられる音楽です。
純邦楽としてくくられる祭りばやしは、古くから全国各地のお祭りで演奏され、親しまれてきました。
この記事では、そんな各地の祭りばやしをたっぷりと紹介していきます!
あなたの地元の祭りばやしは載っているでしょうか?
「こんな祭りばやしもあるよ!」などの情報があれば、ぜひ教えてくださいね!
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『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし
津軽じょっぱり太鼓
青森県弘前市で開催される弘前四大まつりのひとつである夏祭り『弘前ねぷたまつり』にて運行されている『津軽じょっぱり太鼓』。
『津軽じょっぱり太鼓』は直径3.3mの大太鼓で、3代藩主・信義がお国自慢で作らせたという伝説にもとづいて、1970年に津軽情っ張り大太鼓保存後援会により制作されました。
この大太鼓が合同運行の先陣を切ります。
笛の根に合わせて鳴る音は、見た目も相まって大迫力ですよ!
(ささしな)
馬鹿囃子
ユニークな名前が印象的なこちらの『馬鹿囃子』。
その名前の理由は、ひょっとこやおかめなどといった、ちょっとおどけたようなお面を被って踊る踊り手がつくからと言われています。
そのほかにも、もともと『若囃子』や『和歌囃子』と呼ばれていたものが変化したとも言われています。
太鼓や笛、カネといった楽器を使ってたくさんの曲目が演奏されるのも特徴です。
お囃子の華やかさもさることながら、目を引いてしまうのがお面をかぶった踊り手の方の激しい踊り。
お囃子の盛り上がりとともにどんどん激しくなる踊りは、リズミカルなお囃子とともに楽しんでほしいものです。
(SAKI)
中泉府八幡 お囃子
日本のお祭りに欠かせない祭りばやし。
独特のリズムとメロディーを聴くだけで、人々の心はおどりますよね。
独特のリズムと、少しインド音楽を感じさせる変則的な音階が見事にマッチした静岡県磐田市中泉にある府八幡のお囃子は、その魔法のような力を感じさせます。
天平年間に建てられた府八幡は、長い歴史を持つ神社です。
にぎやかに巡行する山車、掛け声で場の雰囲気が活性化し、祭りの楽しさが加速します。
祭りばやしと日本の伝統に興味のある方は、ぜひその耳でその魅力を確認してみてくださいね。
田名辺祭り お囃子
祭りばやしは日本のお祭りの中でも重要な要素として注目されていますが、その中でも下北半島でおこなわれる田名辺祭りのお囃子が全国的に注目されています。
京都ふうを感じさせるお囃子は、和太鼓や笛、すりがねなどの和楽器が音を奏で、見る人々を魅了します。
特に、昼と夜で雰囲気の変わる山車と一体化したお囃子は、圧倒の一言。
日本の音楽の原点を見るような、力強いビート感がすごいですよね。
この祭りばやしは、伝統文化を伝えるだけにとどまらない感動もあります。
ぜひ一度聴いてみてくださいね。
青梅大祭りのおはやし
青梅大祭りのお囃子は、卓越した美しさと魅力を放ちます。
江戸時代末期には、すでにおこなわれていたそうです。
華やかな衣装を身につけた人々が和太鼓や笛、すりがねなどの楽器を演奏し、こうして奏でられる音色は、感情を揺さぶる力強さを持っています。
特に山車が往来するときのけんか囃子と呼ばれるお囃子は、一度耳にするとその16ビートのような独特のリズムと響きに引き込まれます。
機会があればぜひ聴いてみてほしいお囃子です。
新井祭りの祭りばやし
千葉県安房でおこなわれている新井の祭りばやしは、ある意味全国の祭り音楽の中でも特別な存在と言えるでしょう。
男性たちが奏でる力強い音楽は、見る者の心に深く響き、太鼓と笛の一体感が生み出す何ともいえない調和は、祭りの雰囲気を盛り上げます。
単に耳で聴くだけでなく、体全体で太鼓のビートを同時に感じる体験は、日本の原風景を感じさせてくれます。
この日本の伝統と魂が息づいている荒井の祭囃子をぜひ一度聴いてみてくださいね。